I4日目V(返せ〜〜〜〜〜〜〜〜〜)
最果ての地、知床半島を後にして、根室海峡沿いの海岸線の道を今度は根室半島の納沙布岬に向かいます。 途中のトイレ休憩の公園でこんなのがありました。 臨場感がストレートに伝わってきますねぇ〜〜。
呼びかけている先にはもちろん国後島があります。下の画像は根室の宿の窓から写した国後島です。 地図で見れば、羅臼付近からのほうが近いですけど、とにかく知床半島から納沙布岬までの海岸線から海のほうを見れば、国後島は目と鼻の先です。 瀬石温泉の画像でもわかりますよね。私も叫んできました。『返せ〜〜〜〜』
根室半島は高い山のない平らな地形でした。赤と白の道路矢印標識(?)の下の位置に「平和の塔」が見えています。近くでは画像は撮らなかったのですが、高さ97mの塔で、最上部が展望室になっているようです。北方領土の島々を眺めることができるようですが、時間が遅かったので、登りませんでした。 これ、あの鈴木宗雄センセイの肝いりで造られたみたいでしたよ。
平らな地形を利用して風力発電用の風車が設置されていました。今年はいろいろと日本の各地をドライブしましたが、全国に風車が増えていますね。いたるところで見かけました。日本全体で338台の風車が設置されているようです。そのうち北海道には139台と、群を抜いて多いですね。
これはまたちょっと離れたところに建てられていた風車です。ハワイ島のサウスポイントへの道すがらの風車群のように数がまとまっているところはありませんでしたけれど。サンフランシスコからヨセミテ国立公園に向かう途中で見かけた風車群は何千台と並んでいるような感じで、あれは圧巻でした。以前、車のプリウスのCMに使われていましたよね。
本土最東端の納沙布岬です。日本最東端となってないのは、北方領土の関係があるからでしょう。 (注 by Hirai :日本最東端の地は,太平洋上に浮かぶ「南鳥島」(東京都)です。ここは,現在は海上自衛隊や気象観測所員がわずか駐在しているだけの,ほとんど無人島状態の島らしいです。)7月には日本最西端の与那国島に行きましたから、東端と西端と制覇したことになります。 次の目標は、北の宗谷岬と、南の波照間島にしましょうか。
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4泊目は釧路にしようかと漠然と考えていたのですが、釧路まで行く時間がありませんでしたので、根室に泊まることにしました。 根室の夜は花崎カニを1匹500円で買って、それを食堂に持ち込んで食べましたよ。 もちろん、食堂の了解を得て、ですよ。ここにきて、なかなか予定のコースを回れない現実を考え(やはり北海道は広い)、5日目は朝の5時に起きて、宿を出ました。 朝食はコンビニの弁当です。根室の近く、花崎岬の突端に、車石という国の天然記念物があるということなので、見に行ってみました。 車輪のような形をした岩がわかりますか? 2つありますよね。 実は一番大きいのは見逃していたようです(T_T) 玄武岩の放射状節理と呼ばれるものらしいです。
ドライブ中にフト気づいた、JR根室本線の花崎駅です。 古い車両を駅舎にしているのをほかにもいくつか見かけましたよ。
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下は分かりますかね?「北の国から 98時代 ロケ地」という看板です。 実は「北の国から」は一度も見たことのない私です(^_^;)
“日本一霧の多い”霧多布岬です。この日は快晴でした。 この付近には珍鳥のエトピリカが生息しているとのことで、目を皿にして探してみましたが、残念ながら見つけることはできませんでした。
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