27 ローマ市内観光W(最終日A)
コロッセオを後にして、“フォロ・ロマーノ、パラティーノの丘”という古代ローマの中心地だった遺跡の周囲を歩いてみました。時間があれば周囲ではなくて、中を歩いたほうがいいんですけどね。
そして、その横には“チルコ・マッシオ”という細長い広場があるのですが、昨年はここに100万人の大観衆が集結しました。イタリアのサッカープロリーグのセリエAで、地元ローマが久しぶりに優勝したので、喜んだローマ市民が集まったというわけですね。
しかし、ここは、私にとっては映画『ベン・ハー』のクライマックス戦車競争の撮影地、ということのほうが感慨深かったです。
広場の横には、映画『ローマの休日』で「嘘つきは手が抜けなくなる」なんて冗談のもっとも印象的なシーンだった“真実の口”があります。
もともとは井戸の蓋だったらしいですけども。。
以前は触ることもできたようですが、事故で車が突っ込んできたらしく、それからは周囲には囲いがしてあって、実際に口の中に手を入れることはできませんでした。
この後をどうしようかと考えたのですが、ちょうどバスがきたので、「ままよッ!」と飛び乗ってみました。そこに日本人が乗っていましたので、乗車券のことを尋ねると「私たちは地下鉄とバス共通の一日パス券を買ってます」なんてことを言うのです。
バスや地下鉄ともに同じ乗車券で構わないようですが、とにかくその乗車券を持ってないと、たまにチェックがあるらしくて、それにひっかかると割りと高額な罰金があるそうです。
私たち夫婦はやはり無賃乗車していたわけですよね。顔から火がでます。
あわててバスから降りたところが“エマヌエーレ2世記念堂”というところだったんですが、ここからのローマ市内の景色の画像です。
そしてこの横で、お昼としてものすごく高い、パニニを食べて、私たちのイタリア旅行は終わりを告げたのでした。 END