全ては吉田拓郎から始まった24(ああ,感動のハレアカラU)
私たち家族のハレアカラは,みなさんが経験されてるような,
サンライズでもサンセットでもありません。
ただただ,そのままのハレアカラが見たかったのです。
そのくらい3年前の悪天候でのハレアカラは,残念だったということでしょうか。
駐車場そばのトイレを出た私たちは,ビジターセンターまで歩きました。
ビジターセンターは,もう閉まってましたけれど,
そんなことはともかく… 「おおっ!!!・・・・・・・・・・」
「これだったのか… なんというスケールの大きさ! なんという色彩!」
「3年前だってこれを見たかったんだよなぁ…」
「ここまで来てよかった……」
世界最大の休火山「ハレアカラ」のあの圧倒的なクレーターの景観を前に
私たち4人は,しばらく立ちすくんでしまいました。
*ハレアカラ・クレーター(NYのマンハッタンがすっぽりと入る)
視線を右遠方に向ければ,なんと! 雲のかなたに
マウナケアがくっきりと見えるじゃないですか!!
この眺めにも感動!! ああ,マウイに来てよかった…
ハレアカラといえば,もうひとつ見逃せないものがありますよね。
そう,「シルバー・スォード」(銀剣草)です。
8月というと,もう花の時期は過ぎていたのかなぁ…
私たちが見れたのは,銀色に光るあの葉の部分だけでしたけど,
あの貴重な貴重な高山植物をカメラにおさめることができました。
*↓シルバー・ソード
標高3055メートルの頂上には,「サミット・ビルディング」という建物があって,これは,要するに展望ハウスですよね。
360度が見渡せて,駐車場そばには,けっこうたくさんの銀剣草も見ることができました。
ハレアカラをたっぷり堪能した私たち家族は,サンセットを待たず,下山することにしました。
本当は,あそこで夜の帳が
おりるまで待っておくのもいいんでしょうね。
どんな星空なのかなぁ・・・
またいつか,ハレアカラに登る機会があったら,サンライズかサンセットに時間を合わせて行ってみたいと思ってます。
ハレアカラ・ハイウェイをカフルイに向けて下って行く,あのアップカントリーからの眺め,なかなかいいですよね。 カフルイの町からワイルクの町にかけて,ちらほら明かりがともり始めてました。
ああ,いい一日だった・・・
全ては,吉田拓郎から始まったのです。