全ては吉田拓郎から始まった15(ヘブンリー・ハナへの道X)

ハナ・ハイウェイは,中間地点を過ぎても,ひたすら狭く,曲がりくねった道が続きます。でも,時おり左手に見えかくれする青々とした海は,運転者の心を癒してくれますよ。カアナパリ・ショアーズを朝7時に出発して,およそ3時間経過したころ,道端の看板や標識に「Hana」の文字が目立ち始めました。とりわけ,「Hana Airport」入り口の標識を見つけたときには,「ああ,そろそろかなあ…」と,やっと近づいてきた,あこがれのハナへ想いをはせていました。 
やっと着いた… なんと静かなビーチ
*ハナ・ビーチパーク
午前10時30分ごろ,つまりコンドを出ておよそ3時間半後,わたしたちは,ついに「ハナ・(ベイ)・ビーチパーク」に到着したのでした。車を降りて,大きくハナの空気を吸いました。そこは,まるで時間が止まっているかのような,静かな静かなビーチでした。
ビーチのそばの家に目をやると,家と道路を隔てるかのように赤と黄色の色鮮やかなトロピカル・フラワーが咲きほこり,その前には,白と緑のツートーンに塗られたVWのバンが停められていました。その色のコントラストがなんともハワイ的(そう思ったのは,自分だけかも…)で,思わずその前に立って写真を撮ってしまいました。この写真,もちろん,今でも我が家のアルバムの中でひときわ輝いています。

ハワイには,VWがよく似合う
*ツートーンのVWバン
                              

さて,ハナに来たからには,やっぱり「ホテル・ハナ・マウイ」だよなぁ… 泊まらないけど,行ってみるか… 
全ては,吉田拓郎から始まったのです。