全ては吉田拓郎から始まった14(ヘブンリー・ハナへの道W)
おそらく,ほとんどの人はそのまま通りすぎてしまうであろうケアナエの村への入り口を,わたしたちの車はゆっくり村へ向けて下って行きました。
入り口から5分も走れば,もう半島の先端部分に着きます。そこには,ツアーの車が数台止まっていて,そう多くない客たちが記念写真を撮っていました。
ケアナエ半島は,ハレアカラから流れ出した溶岩が冷えて固まった出来た小さな半島で,この半島の先端部までいけば,そのごつごつした真っ黒い溶岩か゛波に洗われているのを見ることができます。そして,ふりかえれば,タロいも畑とヤシの木が印象的な,のどかなのどかなハワイアン・ビレッジがそこにありました。いやぁ,こんなところで生きてると,200歳くらいまで生きられそうだなあ… こんなことを本気で考えてしまうくらい本当にのんびりとした村でしたよ。
ハナ・ハイウェイをほんのちょっとそれて,15分くらいのものです。みなさんもぜひ寄り道してみてください。
ワイキキもハワイ。でも,こんなところもハワイなんですよね。これが,拓郎さんもおっしゃっていた「ハワイの奥深さ」なんだろうな…と,しみじみ感じさせてくれる場所でした。
*タロイモ畑がつづくケアナエの村
さて,ケアナエの村を後にして,再び車はハナ・ハイウェイに戻ります。
もどったらすぐのところにケアナエ半島全体を見下ろせる絶好の場所がありますから,ここでもいい写真を撮りましょう。そこから,ハナへの中間地点(小さな店があります)までは,すぐだったと思います。「HALFWAY TO HANA」,こんなふうに書いてある赤い看板が目印です。
*ハナへの中間地点
やっと半分来たのか… ハナへの道はやっぱり遠いなあ・・・
全ては,吉田拓郎から始まったのです。