沖縄本島の旅 2005  
                                                                       3.19〜21

                《1日目A 沖縄戦終焉の地》 


ひめゆりの塔
 真壁ちなーから,「ひめゆり平和祈念資料館」まで移動しました。デジカメ画像の記録によると,真壁ちなーで撮影した最後の画像から左の「ひめゆりの塔」撮影までの間が,わずか14分しかないんです。このひめゆりの塔へは駐車場に車を止めて,少し歩いていますので,それでも14分しかかかってないってことは,かなり近かったってことですね。同じ糸満市ですし,あまり時間はかからなかった記憶はあるのですが,それにしてもこんなに近かったかな〜(笑)
 「ひめゆり平和祈念資料館」,ここは沖縄本島に行ったら,何はさておき必ず行くつもりだった場所です。 沖縄戦の悲惨さを後世に伝えるために,この資料館を設立された「沖縄県女師・一高女ひめゆり同窓会」のみなさんにまずは感謝と敬意を表したいと思います。ありがとうございました。


 
 
ひめゆり平和祈念資料館
  館内では,ひめゆり学徒隊の生き残りであり,現在は語り部として沖縄戦の体験を語り継いでおられるある女性のお話を聞かせてもらうことができました。
 語り部の方のお話だけでなく,展示・保管されているひめゆり学徒隊に関する数多くの資料が,沖縄戦とは何か?戦争とは何か?を訪れる者に伝えてくれています。戦争はむなしいです。
 広島・長崎の原爆資料館や知覧(鹿児島)の特攻平和会館とともに,わたしはぜひお薦めします。

 さて,続いてひめゆり平和祈念資料館から車でほんの5分,平和祈念公園へ移動しました。

糸満市摩文仁にある平和祈念公園(後方は平和祈念堂)

平和祈念公園内にある「沖縄県平和祈念資料館」
 ここでも沖縄戦に関する資料等を見ることができます。常設展示室が5つあり、内容は、第1室「沖縄戦への道」、第2〜4室「住民が見た沖縄戦」、第5室「沖縄の戦後(収容所生活、米軍統治、復帰など)」となっています。ここもお薦めです。



平和祈念資料館から見た「平和の礎(いしじ)」
 

平和の礎
 ←↑「平和の礎」は,敵味方,兵士民間人を問わず,沖縄戦で亡くなった全ての人々の名前を刻んである祈念碑です。 太平洋戦争沖縄戦終結50周年を記念して19956月23日(沖縄・慰霊の日)に建立。
(↓広島県出身者の礎)


 平和祈念資料館を背景にして撮った「平和の火」
 中央の黒い円錐の先端に「平和の火」が灯されています。この火は沖縄戦最初の上陸地である阿嘉島で採取した火と被爆地である広島市の「平和の灯」そして長崎市の「誓いの火」から分火された火がここに集まっているとのことでした。

 
ギーザバンタを背に
 この辺りは,沖縄戦終焉の地であり,当時追い詰められた人々が後方の崖から次々と身を投げたということです。今では,こうして記念写真のスポットになっていますが,そういう場所であるだけに,平和のありがたさを感じなからも思いは複雑でした…。
 この後,玉城村にある「カフェ風樹(ふうじゅ)」に寄りました。あそこ,ナビがあっても場所が分かりにくかったなぁ。結局,人に道尋ねましたよ。でも,あのカフェ,雰囲気は最高!

南風原南ICから沖縄自動車道を宜野湾方面へ(18:00ごろ)

宿泊したラグナ・ガーデンホテル(宜野湾市)