2006北海道 夏 8.5〜8.11

             《4日目@》 世界遺産・知床フレペの滝・早朝散策ツアー) (August 8th)

 

早朝のウトロ
  4日目(8/8)の早朝です。 ←前日の夕陽よりやや左手を写しています。
  ここまで,北海道での天候についてほとんど書いていませんが,わたしたちがいた8月5日〜11日までの間は,ほとんど暑かったです。ていうか,涼しさというのは特に感じませんでした。毎日,地元のラジオは,真夏日の連続を話題にしていましたよ。
 
  いよいよ世界自然遺産の知床です。
 
  …とはいうものの,知床でどうしてもこれをしたいという特別な予定は立てていなかったんですよ。この日は,納沙布岬を是が非でも見て,釧路まで移動する予定にしていましたから,知床にそうのんびりしてもいられませんでした。でも,知床にまで来て,ただ知床横断道路をドライブして終わりじゃあ,いくらなんでももったいないというのも分かっていました。


  それで,限られた時間を有効に使えるツアーはないかと探していたら,「フレペの滝・早朝散策ツアー」というのがありました。朝の5時半からホテルの朝食が用意される7時までの手軽な自然散策ツアーということで,これなら早起きのおじさんおばさんに向いてるよな〜,ということで申し込みました。

 
  →これが,5時15分くらいです。集合15分前に玄関に出てみたら,まだツアー参加者の誰もいなかったので,すぐ隣のキャンプ場を偵察に行きました。 →→→↓


おじさんは,とっても早起き!

ホテルの隣は,国設・知床野営場


 ↑ご覧のとおり,かなりのライダーが泊まってましたよ。もち
ろん,岡山や四国・九州ナンバーのオートキャンパーもいま
した。
 国営で安いのがいいんでしょうね。

それに,ここはちょっと歩けば,↑眺めもいいのでね。
立て札のすぐ左の巨岩が「オロンコ岩」


 泊まった「夕陽のあたる家」もキャンプ場も,この「夕陽台」
という高台にあるんです。この画像を撮った場所は,
 キャン
プ場の中を通り抜けて海側にちょっと歩いただけです。
 
 ホテルにツアーガイドさんがワゴン車でが迎えに来てくれまして,ざっと15分くらい移動しましたが,その途中の国道沿いで,早くもえぞ鹿の母子発見! 

 
車を停めて,フレペの滝まで散策です。
 
 
 ↑ネイチャーガイドさんが,いろんな草花や鳥の説明をしてくれています。

歩いてきた道↑。次のツアーグループが見えます。
向こう側が国道で車を止めた方向になります。

遠くに次のツアーグループが歩いてます。

 もの凄い断崖なのですが,のぞき込んでます。向こうに灯
台が写ってます。この下に「フレペの滝」があるんです。
 


↑「フレペの滝」の上部。 きわめて女性的な感じのす
る滝でした。(分かりにくいので画像処理をしています。)


↑滝の見物が済んだので,これから戻ります。


↑季節によれば,この写真のアングルだと,後方に羅
臼岳を始めとする
知床連山が見えるのですが,この日はも
やっていて残念ながら見えませんでした。
 
知床八景の立て札
フレペの滝(乙女の涙)と書いてあります。
 
  ちなみに「知床八景」とは,

   @オシンコシン展望台

   Aオロンコ岩

   Bプユニ岬

   Cフレペの滝(乙女の涙)

   D知床五湖

   Eカムイワッカ湯の滝

   F知床岬

   G夕陽台
 
                …を言うそうです。

 
  実は,映画「男はつらいよ・知床旅情」では,このウトロ
周辺でロケが行われていて,わたしたちのホテルもロケ隊の
宿になりました。それから,このフレペの滝も寅さんと地元の
人たちとのピクニック・シーンでのロケ場所になっています。
 旅行から帰って,ちょっと気になるので映画のDVDをレンタ
ルして見てみたのですが,映画では残雪のある知床連山
が本当に美しく映し出されていましたよ。
 
 さて,朝食の7時が近づいていました。