8月20日の夜,広島の自宅を出発。
山陽自動車道から九州自動車道へ入り,古賀ICを下りて,3号線を福岡市へ。
早朝,メル友の吉田さんにお会いしました。 それまで,何十回もメールのやり取りをしてましたから,初対面なのに親友に会うような親しみを感じるという,おかしな対面をしました。
吉田さんお勧めの観光地を教えてもらって,いざ唐津へ。
福岡の市街地を西へ抜けて,最初に着いたのは,「生の松原」という海岸です。 ここには,以前からわたしが行ってみたいと思っていた,「元寇防塁」が今も残っているんです。
みなさん,歴史の時間に習った,「元の襲来」(文永・弘安の役)を覚えてらっしゃいますか?
当時の鎌倉幕府が,九州の御家人に命じて,元の再度の襲来に備えて,博多湾岸のおよそ20キロにわたって造らせたという石積みなんです。
そこは,ごらんのとおり,フェンスで囲んできちんと保存してありました。 種類の違う石を区別して積んでいるのがお分かり
ですか? (中央あたりから,少し色がちがってると思います。 特に上の写真)
遊歩道が整備されてるとはいえ,当時とほとんど変わらない海岸線です。
旅の途中に,(興味があれば)こうやってちょっと歴史を辿るのもいいものです。