Q6日目T(The sixth dayT)

   コナ・コーヒー "Kona Coffee"



マウナ・ケアから見下ろすフアラライ山(2510M)  "Mt.Hualalai"
《August23 : Hawaii's local time》
 
 なになに?日付が新しくなったのに,なんでまたマウナ・ケアの←写真なんや?ですって??余韻ですよ, よ・い・ん。(笑) 前日のマウナ・ケアから眺めたサンセットの光景がまぶたに焼き付いていて,あくる日目が覚めたら,目の前に←こ〜んな残像が浮かんでました。(ウソ)
 冗談はここまでにして,今回は左の写真の山の向こう側に関係あるお話です。(ウソじゃありません)フアラライ山といいまして,ハワイ島のコナに行かれた方なら必ず見上げたことのある山だと思います。
 さて,そのことは,後で触れるとして6日目のカナロアの朝は,雨。 この日は,向こうの家族と再び会ってあちこち連れて行ってもらう予定でしたので,雨じゃあ困るのでした。

 "雨じゃあ困る"と言ってすぐ止んでくれるような雨でもありませんので,天気の方はあきらめ半分で,8時を少し過ぎて待ち合わせ場所のコナワエナ高校へ。合流して車の後を追いかけて着いたのは,Jacobくんのおばあちゃんの家です。おばあちゃんの家のそばには,ファミリーのコーヒー畑が広がっていました。 実はここは,↑のフアラライ山の山麓でして,この一帯は「コナ・コーヒー・ベルト」と呼ばれるコーヒーの一大産地なのです。「KONA COFFEE」といえば,ブルーマウンテン,キリマンジャロと並ぶ世界三大コーヒーの一つです。その特長は,すっきりとした酸味とさわやかな後味。需要に対して生産量が追いつかないため,販売価格はブルーマウンテンに次いで世界で2番目に高値となっているようです。(資料:「わがまま歩き・ハワイ島・ホノルル」)


雨のカナロア "Rainy Kanaloa"
   
おばあちゃん,おでむかえ ありがとう。
Thank you for waiting for us, Obaachan and
Manabu-san.


ちゃんと日本語でコーヒーの説明してくれてます
横に白く見えるのは,コーヒー農園に水を送るパイプ
Obaachan speaks Japanese well.


Jacob is showing how to pick coffees.
赤くなっている実が摘み取りできる実です。
真ん中に棒がありますが,先にカギ状の金具が付いていまして,背が届かない枝は,それで引っ掛けて引き寄せます。
 
 
 And I tried to pick coffees.

Jacobくんがコーヒーの実を摘む手本を見せてくれました。彼が腰に付けている入れ物に多い人で5杯,一日に摘み取るそうです。ちなみに彼は今のところ4杯。おばあちゃんだとわずか1杯だそうです。わたしたち家族も貴重なコーヒー摘み取り作業を体験させてもらいました。
 
 
This was a precious experience. Mahalo.


Manabu-san showed us many tropical flowers.
Mahalo.
  
コーヒー農園は,なだらかな斜面になっています。
 
ご存知UCC Hawaii Coffee Factory Outlet


ここでおばあちゃんに買ってもらったコーヒー,
もう飲んじゃいました
(^_^;;
 
 コーヒーの摘み取り体験だけでなく,コーヒーの皮をとる
機械とか,マカデミア・ナッツの殻をつぶす機械なども見せ
てもらったんですよ。でも,摘み取り作業だけは,昔も今も変
わらない手作業なわけです。ですから,この時期,どこの農
園でもファミリー総出で摘み取り作業をしなくちゃいけないよう
です。昔からこのコナのコーヒー栽培を支え続けてきたのが
日系移民のみなさんなのです。
さて,コーヒー摘みの体験をさせてもらった後は,みなさん
ご存知の
UCC Hawaii Coffee Factory Outletへ連れて行っ
てもらいました。まあ,自分たちだけでも行けないことはないの
ですが,この日の案内はお任せということにしていましたので…
 
おばあちゃんの家からほんのわずかの距離でした。おばあち
ゃんは,わたしたちの車に乗ってくれて日本語で案内してくれ
ましたよ。 おばあちゃん,ありがとう。