No.22 6日目X(The sixth dayX)

    "Hawaiian potluck dinner party is good."

《August23 : Hawaii's local time》
 コナ本願寺をあとにしたわたしたちは,JALが開発造成しているらしい「HOKULIA(ホクリア)」という場所に案内してもらったんですが,ここはまだ造成中でしたからいまいち全貌がよく分かりませんでした。ゴルフ場も造っていましたので,完成すれば今後ハワイ島のリゾートの目玉になりそうな予感はしましたけどね。ただ,造成中にいくつかの文化財に相当する遺跡が出てきていて,これはちょっと見ものでした。誰か日本語できちんと説明してくれるともっと良かったんですがね。あそこに行った日本人観光客って,多分わたしたちだけだと思います。 
 
 さて,この日わたしたちは,Jacobくん宅でディナーに招待されていましたので,いったん彼の自宅へ帰りまして,彼らがディナーの準備にとりかかっている間,ちょっと翌日の朝食の材料調達にカミガキ・マーケットへ。。。
 
Kapu Culturally Sensitive Areaと書いてあります
“文化財のため進入を禁ず”みたいな意味だと思います…


“火山の島” ハワイ島って,こういう海岸が多いですよね?


古代ハワイアンの墓とか… 人骨がたくさん出てきたらしいです
   

これぞ “カマアイナ”  Kamigaki Market (Kealakekua)
たいていのものは,ここで買えますよ。


ポットラック・ディナーは,まき割りからスタート
斧でまき割りなんて,日本でもしなくなりましたよね?


食事の準備の間,子どもは野球にサッカー
 
 
わたしがEメールで送った「記念の松の木」の写真,ちゃんとスクラップ・ブッキングしてありました。
 とらねこさんの'03ハワイ島旅行記にも書いてありま
したけど,大勢の人が料理を持ち寄って行う食事のこ
とを"Potluck"というそうです。 ですから,この日のデ
ィナーは,「ポットラック・ディナー・パーティ」ということ
になります。
  わたしは,準備の間PCを借りて自分のHPの掲示
板に例のローマ字カキコしてました。太平洋の遥か向
こうで自分のHPを見るという経験は初めてでしたので
,ちょっとした感動がありましたよ。(理屈としては分か
っていてもです)
 カキコを終えて表に出てみると,すでにたくさんの人
(親戚とコナの広島県人会関係の人たち)が集まって
いましてびっくりしました。
 ディナーの準備が整ったら,ちょっとした儀式…?
2日前のテシマでのディナー同様,Jacobくんがわた
したちにレイをかけてくれました。その後ハワイ式の
食前の感謝の言葉(これは子どもの役目らしい)があ
って,さあディナー・パーティのスタート。
 サラダ各種,寿司,手巻き寿司,ポキ,トロピカル・
フルーツなどなど(もっともっとあったのですが忘れち
ゃいました…おまけに料理の写真も撮り忘れたよ〜)
,各家庭で持ち寄ったいろいろな料理を自由にプレー
トにとって好きな席に座って,話をしながら食べるとい
う,初めてだけど素敵な食事の時間を過ごしました。

いろんな家族が三々五々集まってきて,それぞれの
仕事にとりかかります
例えば,炉に火をおこす…テープル
をセットする…


わたしたちは,メインゲストでしたのでレイをかけてもらって
ます。いろいろな料理が並んでいまして,何を取ろうか迷っちゃ
いましたよ。


女房の父親の従兄妹さんたちと長い間話しました。
なんたって,日本語できるの彼らぐらいしかいなかったし
,彼らもいろいろ話したかったみたいでしたから…
 彼らに
とっても久しぶりの日本語の会話だったようです。
 
 若い人は別として,義父の従兄妹さんたちぐらい
の年齢になると,ある程度日本語が話せるようです
が,ふだんは全く使わないそうです。「あれ?わたし
〇〇さんが日本語話してるの初めて聞いたわよ。」
なんていう言葉が飛び出していたぐらいですから,
どのくらい使われていないかお分かりでしょ?でも
,それが現実みたいでした。
 一方では,高校生たちは学校で日本語を習って
たりするんですよ。
 それでも,おじいちゃん,おばあちゃんたち,日本
語が懐かしかったのかなあ… わたしや女房には,
いろいろと話をしてくれましたよ。いやあ,ほんとに
楽しいディナーでした。